大学の院棟の裏口の芝生の斜面下の通路、軽く見積もっても100匹以上のミミズの天日干し。踏むとカサカサと音がした。ミミズとナメクジだけは昔から嫌いだったなあ。プラナリアは二匹飼ってたけど。勿論わざと踏みました。
あれだあれ、エビセンみたいだった。中学校の頃かしら、水槽を作ることに凝っていた時期があって、多摩川でとってきたオイカワやら金魚やら淡水の貝とか水草とか色々育てていた。でも中学生のつぎ込むことの出来るお金はあんましないから小さめの水槽に、水をなかなかいっぱいの高さまで入れることでなんとかやりくりをしていた。ヤマトヌマエビという小さなエビも2匹飼っていて、大きさは4cmとかそんなもの、体が透明に透き通っていてとてもこのエビ可愛らしい。ところがある日気がついたら1匹消えていて、どう水槽の中を覗いてもいなかった。3ヶ月位して、水槽の周りを掃除をしていたらひらひらとエビセン状態になってしまっていたヤマトヌマエビの変わり果てた姿が窓との隙間から出てきた。ちょっとだけ美味しそうって思っちゃったんだよね。そういえば、あれ以来自主的にエビセンを買ったことがない。