今日東京都現代美術館に行ってきた帰り、

地下鉄の中で一人ぼーっと履いてる地下足袋を眺めながら座っていたら突然隣の人が話しかけてきているのがヘッドフォンごしに聞こえ、
びっくりして右に振り向くと、ある展覧会のチケットを2枚差し出してました。
話を聞いてみるとどうやら川○正の仕事を手伝っている作家の人らしく、その関係で今某横トリに関わっているだとか。
正味2分程であっという間に次の駅で降りていってしまったの全部デイドリームだったのかしらと思えなくもないけれど、今手元にチケットがあるのでどうやらそんなことはないらしい。

ちょうどトリエンナーレのことを考えていた時だったので心の中で喋った言葉が吹き出しになって人に見えるよになってたのかなあと本気で考える。
あれ、あれです、テンガロンハットかぶった人が作ったスチャダラパーの「ドリジナル・コンセプト」のビデオみたいにむにゅっとぽこぽこコメントが私についてきてたのかもしれない。


関西からはとっくに戻ってきてはいるんですが、なんだかどうも何をここに書くかあぐねてて。
何をかこっかなあと思ってるそばからまだ発してない言葉も古くなっていってる気がするんです。ので、かなりはてなさんから遠ざかってしまっています。
やっぱり書くことが目的になりかけることこそなんの意味もないし、つまらないし。
喋るのってほんとに難しい。しかもメディアによって言葉が持つ意味は全然変わってくるし。私はあまり自分の喋りをコントロールできない人間なので(喋りはじめると、こう、これが喋りたかった、ということを全部はなから忘れる)、ネコみたいに自分の気が赴くままに一方的におしゃべりをして満足するとぷいっとどこかに行ってしまうことしかできないんです。だから文字書くのはもっと苦手。
はじめて文章を書くことに興味を持ったのは今でも忘れない、19くらいの頃で、ゼミの先生らと新宿の満月ろうで石丸○章さんと呑んでたとき。多分ぜったい石丸さんは覚えていないと思いますが。石丸さんは紹興酒でちょっと酔っぱらったおかげであの文体みたいにだんだん語尾に!!!!!!!!!!!!!!!がこう増えた感じになってて、...という脱線話はまた今度においておき、
ただ、やっぱり今わたしが喋れることは喋って書いておくと自分の為にも、そして万が一も読んでくれる人がいるかもしれないので、これからはもうちょっと真面目に書いていこかな。とりあえずリハビリです。