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夕方より研究室にてベルグソン勉強会第二回目。「時間と自由」第一章の筋肉努力の終わりまで読み終る。やっぱり美的感覚についてのベルグソンの記述は、違和感のあるところがあるよなあ。書かれたのは時期的にダダのちょっと前かと思ったら、だいぶ前で1889年。例えば自然と芸術の関係、『自然が美しいのは芸術の或る技法との幸運な出会いに始まるのではまったくないし、或る意味では、芸術が自然に先立っているとも考えられるのではないだろうか。そこまで言わないとしても、まず美をそれが意識的努力によって生み出された芸術作品のなかに研究し、次いで芸術からそれ独自の流儀で芸術的なあり方をしている自然へと移りながらひそかに降りていくのが健全な方法の規則により適っているように思われる。』というところやリズムの永続性に対する無邪気な感じなど、時代を感じますね。ベンヤミンも併せて読み返さないとな。リズムについて考えていたら眠くなってきたから寝よう。


またもや誤字発見!!!ベルグソンがベグルソンになってたことに読み返してすぐに気がついた。頭が眠くて耄碌してる。