還俗

rev2005-02-21

なんだか、
私の要領が悪い為に、
2月も中旬になってもなりふり構わず卒論にかかりきりになっているわけです。
でも、そんな悠長なこともやってられず、
だいぶめどもついてきたのでそろそろ普通の生活に戻ろうかと思います。なにより恥ずかしいし。


うまくいっていれば、あの大きな池も土手も森もある、霧深いことも多々あるあのかわいらしい箱庭のような大学とお別れの筈なんだけど、
そう話はうまくいくのだろうか。心配。
あの朝もやの時の、牛臭さも嗅げなくなるとは。


課題の写真を撮る為にずぶずぶ池に入ることももうないし、学校で酔っぱらうことももうないだろうし、
床に転がっていた知らない誰かさんの寝袋を拝借しつつ泊まりがけで必死に作業することもないし、
魔窟と等しい研究室にたまって、並べられたセリーヌ全集や日本緊縛写真史の豪華きわまりない背表紙やかつてのゼミ主催の中原昌也や椹木さんだとかのイベントのポスターだとかを、途切れることのなかった煙幕ごしにただただ眺めることもそうないでしょう。ohhhhh こうやって書き出していったらきりがない。


でも感傷にひたるのはそう好きじゃないので、これ以上は書きません。友達との縁が切れるわけじゃないないしね。